2008年11月18日
■和菓子職人のつぶやき 晴れ姿報告
先日ご紹介した大きなおまんじゅうの後日報告です(^^)。
当、甘泉堂の社員、販売の山口良子ちゃんの友人からご注文を頂いたおまんじゅうでして、寿の両側に新郎新婦の名前をそれぞれ筆入れする企画だったそうです。
山口ちゃんも友人という事で、ご招待されていたのか、この大きなおまんじゅうを配達に行ったのか(笑)とにかく、その様子とおまんじゅうの晴れ姿を撮影してくれました。
ケーキカットとは違った趣向の企画。和菓子屋さんとしては嬉しい話です。大いに盛り上がったと聞きますが、ややお笑い企画だったような気もします。
とにかく、お二人の末長いお幸せを心からお祈りいたします。

おまんじゅうを並べてみると、その大きさ…圧巻ですね。110倍弱の大きさ…う~ん、よく作ったなぁ。

お花を添えて頂きますと、おまんじゅうという雰囲気から、御万寿って感じに…。山口ちゃんの仕事です。ありがとうございました。
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2008年11月15日
■和菓子職人のつぶやき 万寿…じゃなくて億寿(笑)
新店舗完成が近づくにつれ、連日何やらかんやらで忙しいんです。このコーナーの更新が滞る言い訳なのですが、バタバタと毎日が過ぎて行きます…。
さてさて、明朝の注文の薯蕷饅頭です。
左側のピンク色は普通の薯蕷饅頭でして、右側の大きな寿の文字が薄らとある白い物体も、実は薯蕷饅頭。婚礼のイベントでお使いになるそうでして、その重さ何と4.3kg…普通の薯蕷饅頭の110倍弱の大きさです。
さすがのじがじぃさんも苦労しました。
あんこだけで作っても、カットした時面白くないので、中には栗薯蕷饅頭や染めた練り切り等を配置して、カットした時にちょっとした驚きのあるものに仕上げました。
何より大変だったのは、おまんじゅうにする事。
先ずはそこの皮だけを蒸しあげます。おまんじゅうを蒸す時一番蒸れにくいのが底。これだけの大きさだと、普通の作り方では、底が生のままになるでしょう。
底を蒸し上げた後に、栗薯蕷等を配置しながら大きな餡玉を成型。
最後に、普通に作った皮を、平板の上で伸し、上からかぶせて成型。餡と皮の間にどうしても空気が入ってしまい、結構難しかったですね。
で、クライマックスは最後にありました。
蒸しあげたおまんじゅうを皿に移す作業。普通に持っては、饅頭の自重で割れてしまいます。二人がかりで文字通りの悪戦苦闘の末、何とか移して完了。
おめでたい席に華を添えるのか、笑いを誘うのか…とにかくいい経験をさせて頂きました。

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2008年11月13日
■和菓子職人のつぶやき お菓子に込めた思い?
今日、11月13日は末娘のこはるちゃんのお誕生日です。
朝とても冷え込む時期となってきましたが、今日の福井は今のところ天気がよく、日中暖かくなれば、小春日和といえるかもしれません。寒い日に、ふと暖かな日…何となくうれしいというか、気持ちいいものです。そんな子になってほしいと願ってつけた名前なんです。
上二人が男の子のじがじぃさん一家。到底おしとやかになろうはずもないのですが、娘ってなんとも可愛いものですね(^^;)…親バカでした…。
その可愛さ余ってというわけでもありませんが、10歳になる娘が生まれた翌年から発売を始めた「栗時雨こはる」今年で発売から9年が経つんですね…早いものです。
今年、お店も新しくなり、来年には創業100年を迎える甘泉堂。こはるの10歳、次男脩ちゃんの中学進学、長男はいよいよ受験生に…。平凡な家庭ですが、日々色々大変ですね(^^;)。

今も可愛いけど、昔もかなり可愛い…(-‐;)保育園に行きだした当初のこはるちゃんです。

ちなみに、「a href="http://www.kansendo.com/webapps/detail.jsp?id=89">栗時雨こはる」です
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2008年11月05日
■和菓子職人のつぶやき お祭り企画…
さて、次週には完成予定の工事。
現場での打ち合わせもありますが、それ以上におしりに火が付いてきたのが、オープニングイベントの企画+販促グッズ等々…。
という事で、こちらがオープニングチラシの更正です。
おぉーっと、イベント内容はもう少し先、お楽しみに。
22~23日はお得意様対象の内見会的なもの。このチラシをベースに、本オープン29~30日の企画を作っています。

う~ん、この内容、実現できるのだろうか…という、いささか頼りない不安を抱えるじがじぃさん。お客様から見れば、普通の…いえいえ、ひょっとするとしょぼいイベントかもしれませんが、素人が必死に考えると、これだけでも結構テンパッてます…。
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2008年11月01日
■和菓子職人のつぶやき 解禁?
今日から霜月、11月です。
10月、順調に更新していたのですが、月末なにやらかにやらで、またしても少々のご無沙汰をしてしまいました…。
さて、11月と言うと、ボジョレーヌーボの解禁月ですが、福井では越前ガニの解禁が迫っています。日本中のグルメな皆様にも、お待ちかねの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
もう一つ、甘泉堂でも解禁になるものがあります。甘泉堂に限らず、福井県内のお菓子屋さんで、11月から始めるお店が多いのですが、福井の冬の味…「み・ず・よ・う・か・ん」
Web甘泉堂でも、お待ち頂いているお客様が多いと思います。
今年は、水ようかんもご多分にもれず、原料高騰のあおりを受け、若干の値上げになりました。あしからず、ご了承下さいませ。

製造効率化でお客様のニーズにお応えしようと一昨年購入した充填機。各売り場に収めるため、初日はフル操業でした。
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2008年10月26日
■和菓子職人のつぶやき
先週1週間は毎日更新しました。先々月まではたまにさぼってはいましたが、ほぼ毎日更新していましたので、特段自慢できる事ではないのですが、仮店舗、仮事務所での営業も落ち着いてきたことの現れかもしれません。
さて、最近のこのコーナーを見ていますと、和菓子職人である事をほぼ感じませんが、ちゃんとお菓子作りもしています。
晩稲の栗、山口の岸根栗が入荷しました。
特に、栗時雨こはるの餡に使用していますが、今年は熊本や奈良県の中手から使っていました。もちろん、それもおいしい栗なのですが、この岸根栗がじがじぃさんの大好きな本命の栗です。
特徴としては、水分が少ないようで、ホッコリとしていまして、渋皮の風味がやや香ばしいんです。
来週から販売のこはるは、この岸根栗になる予定ですます。
ぜひ、ご利用くださいませ。

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2008年10月11日
■和菓子職人のつぶやき ちょっと振り返ってみます
徐々に進んでおります、甘泉堂リニューアル工事ですが、今日から少し振り返ってみますね。
なぜ、そんな心境になったかと申しますと、じがじぃさんがお世話になっております福井の、いえいえ日本の先進企業の有人、清川メッキの清川さんと、福井西武の岸本店長からのアドバイス。大きな変革期を迎える時こそ、刻々と変化を記録する事は、会社の歴史等を振り返る際、とても大事なんだそうです。
という事で、先月の話ですが9月最初に店舗~事務所部分が解体されているところです。

「甘泉堂」の文字が、重機で壊されていく時は、さみしさと不安と期待が入り混じった、何やらへんな感じでした(笑)。

この解体作業に来てくれたのが、フクイ解体さん。
作業にあたったのは、おおよそ20代半ばまでの男子ばかり。しかもイケ面。じがじぃさんのカミさんも、仮店舗上の美容室、ノイさんも、お世話になっている近所の銀行の方までもが「イイねぇ」。確かに活気を感じましたね。
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2008年10月10日
■和菓子職人のつぶやき 秋の3役
円高、ドル安が止まりませんね…。先日、友人と飲んだ際、この金融不安は世界恐慌の始まりじゃないかとまで言ってました…。そんな、終わりの始まりでない事を祈るばかりです。
さて、甘泉堂ではすっかり秋のメニュー勢ぞろいです。
栗おこわ、栗時雨こはる、栗蒸し羊羹うつし月…いずれも栗のお菓子ばかりですね(^^;)。和菓子屋さんの秋の定番メニューといえば、やはり栗を使ったお菓子になりますね。

栗おこわ…栗赤飯ですが、「おこわ」って呼ぶ方がなんとなく趣を感じるじがじぃさん。

国産生栗をぜいたくに使った栗蒸し羊羹。13夜は別名栗名月と言われますが、お月さまは1個だけ。でも、水面に映る名月はたくさんありますから、栗をたっぷり使ったという事で、「うつし月」なんて、我ながら洒落た菓銘を付けちゃいました。

ご存じ「栗時雨こはる」。末の可愛い娘の名をとったお菓子。発売から10年近く経ちますが、小学4年生になった娘…菓銘をとった時とはずいぶんお姉ちゃんになっちゃったなぁ…なんて、わびさびとはちょっと違う心境のじがじぃさんです(笑)。
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2008年10月03日
■和菓子職人のつぶやき 案外悪くなんです
今週末は福井フードフェスタ、秋の収穫祭にイベント出店です。ここ数年、毎年恒例となっているイベントでして、初回から連続5回目の出店となる甘泉堂。足羽川原河川敷という事で、すぐ傍ですが久しぶりの出張販売です。張り切って売るぞぉ~。
リニューアル中で、慌ただしいのですが、仮店舗営業でして、通常の売り上げに比べると、落ち込むだろうと予想し、9月上旬に出店を考えました。
ですが、思ったほどの落ち込みでもないんですね。かなりホッとしています。それどころか、結構大掛かりな工事ですので、注目を集めるのか、初めてご来店いただく方や、電話でいつ開店するのかとのお問い合わせがあったりします。
工事に携わる業者、特に若者がたくさんいる日など、結構活気を感じたりもします。
お店に限らず、商売って人の行き来から生まれる動き、活気が大切なんですね。
…という事は、今回のリニューアルで箱モノが新しくなるわけですが、一番大切なのはそこに働く人、スタッフ。
大切なことに気付いたような(^^;)。
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2008年09月29日
■和菓子職人のつぶやき 安全祈願
かなりのご無沙汰です…。
更新している時間が無いわけではないのですが、昨今はどうも優先順位が落ちたと申しますか…。
さて、甘泉堂リニューアル工事は順調に進んでおります。
写真は、先日24日に行った安全祈願祭の様子です。
本来であれば、工事に入る前…解体前に行うものなのだそうですが、一部改装という事で、工事業者もすぐお隣の柴田神社の宮司さんもあまり気にしていらっしゃらなかったそうです。
当のじがじぃさんはといえば、色んな事を考えなくてはならず、そこまで考えが及びませんでして、不動産業を営む友人に、こういった安全祈願祭をやったかと聞かれ、慌てて行った次第(^^;)。
他にも、引っ越してくる方位や時期、手洗いの位置など家相についても結構打ち合わせ段階でいろいろと話しました。
気にしないのであれば、それはそれで何ともないようですが、気にしだすと八方塞がりとまでは申しませんが、かなりの制約が出てきます。
苦しい時の神頼みじゃありませんが、商売繁盛にケチがつくことを極力避けようと考えるじがじぃさん。結構気が弱いという事でしょうね(笑)。


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2008年09月18日
■和菓子職人のつぶやき ぼやき…
三笠フーズの事故米流通…福井の原料問屋さんにまで、影響が及んでいたとは…。
昨日の新聞で報じられ、正直驚いています。
甘泉堂も取引のある業者さんが1社ありました。栗や水飴等を仕入れているので、今回の一連の報道にある事故米の混入はありませんでしたが…。
しかし、大変な災難です。原料メーカーでさえ、正規米だと信じて製造していた物が、ある日突然事故米だと通達される訳ですから…。
今回の騒動で、自主回収を行っている業者もあると聞きます。しかし、今回の事件はお菓子屋さんや米菓店というどちらかといえば中小、零細企業が最終販売者となる訳ですから、廃業に迫られるようなお店も出てくる可能性があります。
政府が外交で押しつけられた輸入米の一部という事で、政府からも厄介視されていたと聞きます。そのつけが、地域で地道に堅実にやってきた小さなお店に回されてはたまったものではありません。
今回、甘泉堂にはまさしく、運良くそういった原料が回ってこなかっただけと考え、今後一層の注意をしていなくてはならないと感じたじがじぃさん。昔から取引のある業者さんとの信頼関係は今後も大丈夫だと思っていますが、それだけではダメな時代だなんて…考えると憂鬱になってきます…。
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2008年09月16日
■和菓子職人のつぶやき 潜在能力?
世の皆様、3連休が終わって今日からお仕事という方も多いでしょう。じがじぃさんは…と言えば、ずっと仕事でしたので、テンションが低かったりはしません。いつも通りです…それも寂しい事かもしれませんね(笑)。
本来ならば、定休日となる火曜で、お休みとなるところなのですが、今週は事情がちょっと違います。
年数回お付き合いのあります、COOP神戸さん。先週末から明日発送分まで「秋のふく楽」の大量注文を頂きました。看板商品の羽二重餅とは、もともと製造工程が違うため、日生産数が少ないので、予想を超えた注文にまさしく嬉しい悲鳴でした。
パートさんも社員さんも皆、休日返上で頑張ってくれました。
何とか目途もつき、明日の最終日を迎えます。
甘泉堂リニューアルの引っ越しと重なったこともありますが、とにかく忙しかった…。しかし、それを乗り切れたという事は、結構な生産能力を持ったお菓子屋さんだという事ですね。もっと頑張らなくっちゃ…従業員に恨まれそう(^^;)。でも、それをやるのが中小製造企業の社長の仕事ってことなんでしょうね。

ちなみに、このふく楽の秋、9入で3000近い注文だったんです…心地いい疲労感…。
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2008年09月15日
■和菓子職人のつぶやき 敬老の日スペシャル?
今日は敬老の日です。じがじぃさん世代の敬老の日=9月15日。ハッピーマンデー施行以来、初めて本来(?)の敬老の日なのでは?…
今年、100歳以上の高齢者は3万人以上、男性も初の5千人が100歳越えという事です。健康長寿の国、日本。景気後退と言われている昨今ですが、医療技術の進歩、生活水準の高さは世界から見れば、まだまだ高水準の先進国の証しですね。
さて、甘泉堂にも敬老の日スペシャル(?)…な「長寿羽二重 福結」があります。
福井県と協働でデザインを作成した、ふくいブランド発信の為のお菓子でして、この敬老の日を意図して作ったわけではないのですが、この時期全国から贈り物だったり、敬老会のお土産だったりで結構引き合いを頂いています。
古代米の黒米や黒豆を使っている為、一般のもち米と比べればイソフラボンやアントシアニン等の含有量が多いという事で、ヘルシー嗜好もあります。それに一口サイズの餅菓子ですので、お年寄理が召し上がる際にも安全かと思います。
後付けで考えますと、この敬老の日にぴったりのお菓子だったのかもしれませんね(^^;)…。

お土産の価格帯、630円の商品を主に販売していますが、ギフト需要には写真の越前和紙張り箱、2段入り1360円がお勧めです。
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2008年09月14日
■和菓子職人のつぶやき 十五夜
ご無沙汰のこのコーナーの更新です。
今日、甘泉堂がお世話になっている八百屋さん、八百五の若奥様がご来店。このコーナーをお気に入りに入れてくれているとの話を伺いました。仮店舗営業で、何かと打ち合わせやらイレギュラーな仕事やらで更新がまばらになっていましたが、そんな声を伺いますと、俄然やる気が出てまいります(^^)。
さて、今日は中秋の名月です。ここ福井でも何とかお月さまが見えそうなお天気です。
そうなると、いつもは落ち着き始める3時ごろからお客様がぽつぽつと…お供えのお団子をお買い求め頂きました。
ただ、ここ福井はお月見のお供えがあまり盛んとは言えない地方。
ですが、今年はタウン誌に載っちゃうわ、その影響で地方の情番組で取り上げて頂けるわ、おまけに西武さんのお月見ウィークチラシで売り出し頂けたわで、結構嬉しい反響でした…。

ススキを店内に飾って、雰囲気もなかなかのもの…。
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2008年09月08日
■和菓子職人のつぶやき お月見準備
明けがた結構強い雨が降りました。今週前半は晴れの週間予報ですが、気になるのは週末の天気…中秋の名月が14日(日)です。きれいなお月さまが見られるといいのですが…。
さて、お店でも先だって受けた取材のお月見団子の予約を始めました。
甘泉堂のお月見団子はういろう製。米処福井を訴えるじがじぃさんとしては、本来のお団子…上新粉(米粉)を蒸して搗き上げて作りそうなものですが、なぜういろう?
お月見ってどうしても夜になっちゃいますよね。
朝搗いたお団子は、よほど砂糖を加えないと硬化しちゃいます。お月さまにお供えしたお下がりを頂くとなると…ということで、2日間は柔らかなういろうを使うことにしました。
ですが、ういろうの売れる地域というと限られています。ここ福井でも苦戦しそうなのですが、今年で4年目…毎年少しずつですが売れるようになってきました。今年は取材の影響も出たりして、ドーンっと売れてくれると嬉しいですね。

かわいいうさぎのディスプレー。京都のちりめん屋さんでじがじぃさんが見つけました。顔に似合わないって?…
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2008年09月04日
■和菓子職人のつぶやき 仮店舗
いよいよ今秋のリニューアルに向けてスタートしました。
今までの外観です…ホームページなどでは、店内、店頭等きれいに見える部分を紹介していましたが(笑)、外壁などは良く言えば歴史ですが、単に老朽化がかなり進んでいますね…薄汚れちゃってます…。
仮店舗は、運良く今の本店の隣で営業することができました。
急場しのぎですが、何とか店っぽくなりました。お客様は勿論、納入業者の皆さんにも不便をおかけしますが、11月のオープンの暁にはゆったりとした雰囲気でお買いものして頂けるよう、現在もすったもんだと打ち合わせ中。ご期待下さいませ。

明後日から、1~2階部分の取り壊しにかかります。ウキウキもしていますが、さみしいような気も…。

仮店舗入り口です。

仮店舗内観です。急設えですが、なかなかでしょ。
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2008年08月29日
■和菓子職人のつぶやき 仲秋は晴れて…
全国的にゲリラ豪雨に対する警戒が必要になっています。特に東海地方、愛知県では大変な被害が出ている模様…4年前に福井豪雨で体験したじがじぃさん、他人事では済まされません。お見舞い申し上げます。
さて、飛びがちなこのコーナーですが、実は27日水曜日の日に取材を受けました。
今回は、FBC放送の夕刊マンがやって来てくれました。
9月14日限定発売のお月見団子の取材だったのですが、すでに仮店舗営業中となるため、ご来店のお客様には少々ご迷惑をお掛けしないかと心配の向きもありまして、取材を受けようか迷っていました。ですが、ローカルだけなのかどうかは解りませんが、夕刊マンと会えるということで、OKしちゃいました(笑)。


ミーハーかな?笑顔満面のじがじぃさんとカミさん…
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2008年08月15日
■和菓子職人のつぶやき お盆休み?
昨日は同窓会みたいな集まりがありまして、そそくさと出かけまして、またしてもこのコーナーお休みしてしまいました…。忙しい時期だ…なんて言いつつも、遊びにはしっかり出かけているじがじぃさんですね…ゴメンナサイ。
さて、今日から「九頭龍の鮎」の発送が始まります。
神戸の大口のバイヤーさんからの注文で、年に3~4回スポット的に頂ける注文が、今回は若鮎という事で、すべて手焼き工程の甘泉堂としては、まさしく汗だくになって、ふ~ふ~言いながらの作業となりました。

19日までの連続5日間で、数百箱の注文です。お盆時期とやや重なっていますが、月曜以降は嘘のように静かになる甘泉堂ですが、おかげで、もう少しだけ忙しいそうな雰囲気が続きそうです。
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2008年08月13日
■和菓子職人のつぶやき 暑い時には熱い仕事
毎朝の日課…先日書きました、白玉あんみつの白玉をボイルしている所です。
そんなに大量に仕込む訳ではありませんので、およそ30分程度の仕事なのですが、白玉を茹でるのに、ある一定量以上の熱湯が必要です。火床は、蒸し器の隣にありまして、その一帯の湿度、室温はかなり高いですね。
朝一から、どっと汗が吹き出します。
で、氷水にとって〆冷やし。
そのボールに手を突っ込んで、白玉の水切りをする作業が、最初は気持ちよくていいのですが、そのうち指先が痛くなってきます…。
何だか、非効率的な事をやっているなぁ…なんて思いながら、毎朝汗臭く…もとい、あくせくと頑張ってます。

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2008年08月08日
■和菓子職人のつぶやき 白玉ぜんざい
今年は白玉ぜんざいを作っていません。
7月下旬、あまりにも暑くって、作り手としてもついつい億劫になってしまいまして…そんなんじゃダメなんですが、お客様としても、いくら甘さを抑えたと言っても、粒あんみつの中にお餅が浮いていてもなかなか食欲をそそる…ってところまではいかないかなぁと感じましたので。
とは言っても、これからお盆商戦。一家団欒に白玉ぜんざいがあると、夏らしい食後を感じて頂けるかなと考え、遅まきながら製造にかかります。明日、少量ですがあんみつの豆を炊いて、日曜から発売を始めたいと思います。
お盆期間中の超限定商品となるかもしれませんが、お近くにお立ち寄りの際には、北海道産小豆(トヨミ種)の大粒のあんみつに、福井県産カグラ米を使用した白玉の「甘泉堂の白玉ぜんざい」をお試しくださいませ。

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2008年08月04日
■和菓子職人のつぶやき 方言
昨日書きましたとおり、今日は福井のタウン誌「月刊URALA(ウララ)」の取材がありました。写真は、その取材風景を逆取材した物…じがじぃさんのひきつる笑顔が素敵でしょ(笑)。
ところで、この「ウララ」という誌名ですが、実は福井弁なんですよ。
ウラ=私、僕。ウララ=私達、僕たちという意味。発刊当初、なんて上手いネーミングなんだと感心しましたが、すっかり定着したようです。
ですが、流石に自分の事を「ウラ」という若者には、あまり会った事がありません。廃れていってしまう方言を、こういった形で残して行くってのも、大切なことなんでしょうね。


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2008年08月03日
■和菓子職人のつぶやき 季節商品のPRには…
明日、タウン誌でお月見団子の取材があります。
という事で、試食、兼撮影サンプルの作成をしなくてはなりません。
通常商品であれば、シーズン突入してからほぼ連日作りますので、まぁ楽なのですが、特に月刊誌の取材となると、遅くても1ヶ月前の取材となる訳で、結構大変。
ですが、今回のお月見団子は、どのみち十五夜と十三夜にしか製造しない、本当の限定商品。画像を探したのですが、流石にネット通販する事もありませんので、見当たりませんでした。明日、取材前に製造にかかりたいと思います。
それにしても、十五夜だなんて秋の風情を感じるキーワードですが、まだまだ暑い、溶けそうな毎日…。季節の先取りって大変ですね…。
投稿者 kansendo : 10:14 | コメント (0) | トラックバック
2008年08月01日
■和菓子職人のつぶやき 製菓衛生師
今日、以前合格していた製菓衛生師の合格証書を取りに行きました。
受かったとの通知を頂き、すっかり安心して忘れていました。
で、今日合格証を取りに行った際、「これだけでは衛生師になれない、免許申請を出して、交付され始めて衛生師になる」という事で、免許申請を提出しました。その申請に必要な書類が、本籍入りの住民票と診断書…本人が麻薬中毒者でないという診断書が必要だという事で、それもかかりつけのお医者さんに行って取ってきました。
受験~合格、次いで免許申請と結構出費が重なりましたが、これで、約一ヶ月後に晴れて製菓衛生師となる訳です。
ところで、この製菓衛生師ですが、菓子店経営に関しては必ずしも必要な資格ではありません。菓子店経営に対しては、保健所からの営業許可証さえあれば出来ちゃうんです。調理師や栄養師といった資格が要らないんです。
でも、製菓衛生師というと、公衆衛生はもちろん食品衛生や賞味期限など、昨今ニュースで取り上げられているような企業不祥事に関しての知識も有しなくてはなりません。
お客様の安心の裏付けというか、甘泉堂の決意というか、社長のじがじぃさん自らが製菓衛生師となって指導、監督する…という事です。
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2008年07月30日
■和菓子職人のつぶやき 労災?
今日は30日です。明日で7月も終わり…早いですねぇ。
さて、以前にこのコーナーでも少しふれましたが、じがじぃさん歯医者さんに通っています。お菓子屋さんならではの職業病とでも言いましょうか…。
かなり重症でして、結局神経を取っての治療となりました。本当に痛くなるまで行かない歯医者さん。何故なんでしょうね。
ところで、お菓子屋さんの職業病と言っていますが、業界では労災認定を…との話にまでなった事が有るとか無いとか…。
「味見」と称して、試食をする機会が多いという事で、労災認定を認められなかったそうですが、味見しなくちゃ美味しいかどうか解りません。それに、虫歯原因の多くは、甘い蒸気。和菓子屋さんの仕事というと、蒸して仕上げるお菓子が多く、特に餡や羊羹を練る際に出る蒸気は、糖分を含んでいるのか、歯に最も悪いという事らしいのです。
という事で、味見しなくとも工場に立ち昇る湯気というか、蒸気で歯がやられちゃうという主張だったそうですが、前記の理由で却下だったらしいです。
虫歯になり易い人とそうでない人がいるそうですので、蒸気が原因というのもいささか乱暴な話ではありますが…しかし、その因果関係も無視できません。
一生自分の歯で物を食べたいですから、人一倍歯を大切にしなくては…と考えるじがじぃさんですが、今の治療を終えて、しばらくすると忘れちゃうんだろうな(^^;)。
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2008年07月29日
■和菓子職人のつぶやき ナマモノ
昨日、お隣金沢での水害の事を書きましたが、幸い人的被害はなかったようですが、兵庫県では4人がお亡くなりになったとか…。大変な被害をもたらした雨でした。お見舞い申し上げます。
さて、今日は定休日の甘泉堂ですが、お盆を前に、羽二重餅の製造ラインはお休み無しで稼働しています。
今の時期、とても暇になるお菓子業界ですが、今年の甘泉堂は、なかなか良い調子なんです。「水まんじゅうの夏」と言っていいくらい、水まんじゅうが良く売れます。近所の保育園さんや、甘泉堂の社用車メンテをしてもらっているカーディーラーさんが、お祭りやイベントという事で、かなりの数の特注を頂きましたし、紅茶やいちごといったバリエーションを増やしたこともあり、お中元のギフト需要もありました。
しかし、売上をよ~く分析してみますと、ギフト需要の低価格化が進んでいます。水まんじゅうという鮮度感のある贈り物は、流通時間の短縮された昨今、かなり伸びているカテゴリーですが、お中元やお歳暮となると、少し事情は違っていました。
お得意先様と話をすると、ギフト需要が落ち込んでいるという事の現れのような気がして、嬉しい反面、多少心配になったりもします…。

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2008年07月24日
■和菓子職人のつぶやき 土用
土用餅の話題を書いた昨日でしたが、画像をアップするの忘れちゃいました。
特別変った所は無く、毎年同じお餅ですが、甘泉堂の土用餅をお買求め頂き、ありがとうございます。

それにしても暑い日が続きます。明日の最高気温は34℃と今日同様、猛暑日ではないようです…が、35℃と34℃の差なんて、ほとんどありませんよね。気分的に何だか楽になるような気がしますが、実際はうだるような暑さ。
今朝のラジオでの話題ですが、鳴いているセミの種類を気象庁も数日間の気温変動の目安にしているそうです。種類によって、気温と鳴く時間帯が決まっているそうで、その時間帯が早くなるかどうかで、気温上昇予測に取り入れているとか…。
自然を人が予想する訳で、そこに自然動植物の摂理を参考にするというのは、もっともな話。
猛暑日か真夏日か…暑い事に変わりはないわけですが、セミのように本来人も持っていたであろう、自然と対話する能力が無くなり、数字で印象付けられて、気分的に楽になれる…進化と言えばそうなのでしょうね(^^;)。
何だか難しい話していますね…。
とにかく今日は、ウナギを食べて、食後に土用餅で暑気払いをしましょう!
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2008年07月18日
■和菓子職人のつぶやき 暑い時には熱い仕事…
昨日、36℃を記録した福井市。朝から全国の天気予報でも福井市の映像が流れていたなぁ…と思っていましたが、実は昨日全国一暑かったのが福井だったそうですね。
まぁ、それでも甲府や熊谷等のように40℃を超すようなことはありませんから、そこまでのインパクトはありませんね。
それにしても、考えてみれば、体温と同じ位の気温…早く梅雨明けしてくれないと、暑い+蒸しではしんどさも倍増ですから…。
と、そんな不快指数の高い中、鮎焼き「九頭龍の鮎」を焼いています。
実は、8月お盆明けにまとまった注文を頂きまして、通常の年であればそろそろ終盤となるお菓子ですが、今年は暑さまっ盛りの夏休み中、販売を続けます。来月10日前後からは、加えて注文分を前倒しして5~10倍仕込みとなります…。
ありがたくって、ぞっとする仕事です(笑)。
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2008年07月17日
■和菓子職人のつぶやき 試作ばなし
昨日に引き続き、ちょっと遅めの東京出張日記です…。
時系列では、順序が逆になってしまいましたが、出張初日は、MASDACさんでの生地仕込み。翌日、朝から焼成試作を行いました。
先ずは右手、ガラス奥の研究室(ラボ)に入る手前にある展示ルーム。正面奥にはカウンターがあって喫茶スペースになっています。お菓子屋さんという作りではありませんが、流石一流企業ともなると、お出迎えスペースだけでも凄いですね。

で、試作を終えて、後始末。かなり小さな機械ですが、機能は抜群!アシスタントとして手伝ってくれたMASDACのスタッフさん、照れながら写真に入ってくれてありがとうございます。

試作焼成したどら焼きの皮には、しっかり餡を挟んで脱酸素包装を施し、甘泉堂へ発送。戻って直ぐに食べましたが、結果は良好…というとグレードが上がったようにお感じかもしれませんが、どちらかと言えば、機械製造を行っても現状と変わらない。機械に合わせた生地配合にする必要が無いという事で、良好と考えています。
しかし、焼成前には粘度測定の機器を使い生地粘度、生地温度を測定し、火床銅版の温度と焼成時間を計測。機械生産で通年同じ味、同じ風味を出す為のデータ取りをしてくれました。職人の勘というものを数値化するって大変ですね。それだけ人間の持つ感性って凄いってことなんでしょうね。
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2008年07月10日
■和菓子職人のつぶやき そんなバナナ…
昨日書きましたとおり、今日から出張です。
今日は、所沢に宿泊。で、フロント横の共用PCから更新しています。
今日の出張の目的は、秋以降設備導入を考えております、どら焼き焼成機にて、甘泉堂のレシピどおりで上手く焼けるかのテスト。MASDACという機械メーカーに来ております。
今日は生地の仕込み。アシスタントとして、MASDACの女性がいてくれまして、あっという間に終了。で、担当の営業課長さんとお話しておりましたところ、かの有名な東京ば奈々をOEM生産しているのが、このMASDACさん。それならばと、工場見学をお願いしたところ、二つ返事でOK。
写真撮影は禁止でしたので、画像はありませんが、HACCPの工場設備に圧巻。じがじぃさんが見学コースへ入る際、ここまで徹底するかと言う念の入れよう。事故0の追求とは、厳しいんだなぁ…と改めて実感。
で、肝心の東京ば奈々ですが、時間生産5000個のラインを4本。一日大体14時間の稼動だそうです…。考えるだけでよだれがたれてきそうな話です(^^;)。
甘泉堂の設備といったら、その15%の生産能力…規模の違い、大都会東京のパワーにただ、ただ圧巻…。
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2008年07月09日
■和菓子職人のつぶやき 衛生巡視
やや長い期間のお休みでした。と、言いつつ明日から東京方面出張でして、このコーナーお休みする事に…先月、ほぼ毎日更新していたのに…。
さて、今日突然の訪問者。
菓子組合の自浄作用と申しますか、業界で衛生巡視を行っておりまして、例年お菓子屋さんの暇になるちょうどこの時期に担当の菓子組合役員さんが、支部長さんらと回ってきます。
業界の方で、当然顔見知りではありますが、店から工場中緊張感が走ります。もちろん、じがじぃさんだってそうです。手洗い場、消毒液の有無を内線連絡があってから、ぐるっと見まわします。
今回も問題となる個所はなく、オールクリアでした。
そうなると、今度はやっている仕事に興味を持つようで、お菓子談義を5分ほど雑談めいて行いまして、和やかに撤収…。
工場にお客様がお入りになる機会は、そうはありませんが、ゲストの目から見た甘泉堂の工場ってどんなんでしょうね。そんな意識をいつも持って、衛生面、作業工程を見直す事が、事故発生の防止に繋がっていくわけですね。
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2008年07月05日
■和菓子職人のつぶやき 柴田神社で…
うだるような暑さ…今日の最高気温は33℃…昨日に引き続いての真夏日の福井です。
6月いっぱい、朝晩は涼しいというより、多少の肌寒さを感じたのですが、7月に入り夏らしい(まだ梅雨ですが…)日になりました。今朝の天気予報では、北陸から東日本の梅雨明けは、7月20日以降になるだろうと予想していました。もう少し、じめじめシーズンが続きそうです。
そんな日ではありますが、今日は甘泉堂の東隣、柴田神社で七夕祭りと銘打って、竹行灯に囲まれたお茶会(野点)が行われています。19時以降になりますと日も傾きますので、その頃から竹行灯の幻想的な明かりに加え、商店街連合会がアーケード街全ての柱に設置した笹に願いを込めて短冊を結ぶという事で、カップルが沢山お見えになるそうです。
その野点のお菓子が、昨年も今年も和か緑をお使い頂いています。


茶道教室の皆さん、浴衣姿で艶やかでしたが、この暑さの中の準備大変お疲れ様です。夜、涼しくなって、お客様が沢山お見えになると良いですね。

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2008年06月30日
■和菓子職人のつぶやき 折り返し
今日で6月も終わり。つい先日のお正月から、既に半分が終わっちゃった事になります…早いですねぇ。
さて、今日は「夏越の祓い」をする日です。水無月に関係のある「氷室の節会」も今日ですが、ここ福井では、氷室の節会の話はあまり聞きません。ただ、夏越の祓いは、名称はどうなっているのかは定かではありませんが、中心部にある足羽山の足羽神社(継体天皇を祀り宮司さんがその末裔)で、夏を乗り切ろうという事で、毎年輪くぐりのお祓いが行われています。
と、雅なお話ですが、今日はなかなかの忙しさ。月曜日から忙しいなんて、羨ましい…と業界の声が聞こえてきそうですが、明日からお中元の発送が始まります。酒ゼリーや五百万石羽二重餅など、ちょっと手間を要す仕事がある上に、昨日~今日にかけて急遽の注文を頂いたおかげ。
しかし、6月単月で売り上げを見ますと、決して楽観視できる状態ではない甘泉堂…お中元から夏休み、お盆と矢継ぎ早に需要期がやってきます。頑張らなくっちゃ!

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2008年06月29日
■和菓子職人のつぶやき 新バージョン
昨晩から雨の福井です。この梅雨、やっとというか、とうとうと言いますかまとまった雨が降っています。この雨の中、カミさんはPTAで古紙回収に励んでおりまして、息子はサッカーで文字通りの泥試合を敢行しております。
で、じがじぃさんはと言えば、蒸し暑い工場ではありますが、涼しい顔して結婚式の饅頭を納めて、今日と明日で終わりの水無月を蒸し上げております。
画像は先日このコーナーで紹介しました、水まんじゅうの一工夫バージョン、紅茶葛でレモン餡を包んだ水まんじゅう。いよいよ明後日から、お中元商戦のご注文がありまして、発送が始まります。
普段、普通の水まんじゅうの作業でこのように並べますと、まるでカエルの卵。あんこの黒い影がオタマジャクシのような感じですが、紅茶バージョンはご覧のとおり奇麗な琥珀色。
我ながら、暑い時期に食欲をそそりそうな雰囲気に満足感を感じています(笑)。

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2008年06月26日
■和菓子職人のつぶやき 微妙な気温
今日から、甘泉堂夏の定番朝生菓子、「笹麩(ささふ)」の販売を始めました。
朝生=朝まで生テレビはありません(サブッ)。朝作って、美味しい期間の短いお菓子の事をそう呼びます。
その朝生というと、大福等餅菓子が代表的でして、この笹麩も餅菓子です。
が、普通の餅菓子と大きく違う点が一つ。これはもち米から作るお菓子ではなく、小麦粉が主原料になっています。小麦粉というと、蒸しまんじゅうや焼き物に使って、どちらかというとサックリとした食感が特徴の材料。昨今値上がりが著しいですよね。
そのサックリ感を阻害するグルテン。混ぜ過ぎると発生する場合が多いのですが、そのグルテンを使ったお餅です。和菓子屋さんでは「フを出さないようにサックリ混ぜる」という表現を生地仕込みの時使いますが、その麩だけで作ったお菓子。
ここ数年で大変メジャーなお菓子になりましたが、元々はお麩屋さんで作られていた物です。

うんちくを並べましたが、肝心の売れ行きは…今日に限って梅雨冷という事でかなり涼しくって…間が悪いじがじぃさんでした(笑)
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2008年06月22日
■和菓子職人のつぶやき 梅雨と言ったらコレ…
今日は日曜日…。久しぶりに早朝出勤でお赤飯を作りました。
昨日は夏至という事で、昼間が一番長い日。今日は2番目という事かな…朝4時50分に起きたのですが、既に蒸し暑くすっかり夜も明けていました。
そんな中、早速赤飯を蒸しにかかったのですが、蒸し暑さに加えて、蒸気をあげている物ですから、凄い湿度。梅雨入りと聞くだけで滅入りますが、この何とも言えない気持ち悪さ…不快指数とは上手く言ったものだと、なんとなく感心しました(笑)。
ですが、この時期は食べ物を扱うお店にとっては最も気を使う季節。何でもすぐにカビが来たり、醗酵したり…冷蔵庫のスペースも限りがありますし、10℃以下で保存する事で老化を促進してしまう素材もあります。
原料管理、商品管理って結構大変なんですよ…。
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2008年06月20日
■和菓子職人のつぶやき 大臣賞
今週、月曜日に表彰があり、火曜日に新聞記事となりました。
なんと、全国菓子博覧会に於いて、水ようかんが農林水産大臣賞を受賞。各都道府県でいくつか出る賞ですから、希少性についてはさほどでもありませんが、本県では甘泉堂だけという事で嬉しい限りです。
翌日、新聞に記事というよりは、組合で出した披露広告に載ってから、電報は頂くは、メールも頂くは…本当、ありがとうございます。
しかし、今回の受賞ははっきり言ってオヤジ(会長)のお陰です。
現組合の副理事長を務め、業界の底上げ、発展に尽力しています。そんな事もあって、組合でご推挙いただけたもの。昨年秋に、じがじぃさんの名前に社長が変わってはおりますが、まだまだ業界に対して功労しているもではありません。
直接言うのも照れくさいですから、先ずは目にしないこのコーナーで、親父に対してお礼を言っておきます(笑)。

電気が写りこんでいますが、とりあえずお店の展示棚に飾ってあります。

ね、まだまだ上位の賞があるんですけど、1件だけという事で、結構目立っちゃってます(笑)。
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2008年06月19日
■和菓子職人のつぶやき いよいよ発売…水無月
水無月です。今朝蒸し上げまして、冷却。ちょうどおやつの時間前に店頭に並べる事が出来ました。今一度、明日朝カットする分を蒸し上げます。
先日からこのコーナーで書いていますが、この上に散りばめる豆(大納言鹿の子)を自分で炊いて…という事ですが、大…とまでは言いませんが成功です。市販の豆より、糖度が低く、食べてみても甘味が程良い感じ。しかも、柔らかくてカット面もきれいに出ました。
これから夏越の祓い、氷室の節会までの10日ちょっとの間ですが、たくさん売れてほしいなぁ…と期待を膨らますじがじぃさんです。

自分で炊いた豆なので、いつもより多めに使っちゃいました(^^;)。
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2008年06月18日
■和菓子職人のつぶやき 鹿の子豆
この豆、大納言…暑くなってきましたので、白玉ぜんざいの豆?と思った方、かなりの甘泉堂通ですね(^^;)。
今回は違います。
今年、水無月の発売が大幅に遅れました。と言いますのも、水無月の上に乗せる大納言鹿の子(濡れ甘納豆)を自家製にしてみようと考えた結果。
昨年までは購入した物を使っていたのですが、糖度の低い方が、温暖化の進む昨今ですので、お客様の食味に合うだろうと考えた結果…。
ところが、この豆煮が結構難しい…。
最初は煮過ぎて割れちゃったり、逆に若くて硬かったり…。糖蜜の分量もなかなか難しいですね。
で、この美しい(過大評価)照りは、最後にちょっとした工夫…氷砂糖を使うんです…それ以上は企業秘密!
この鹿の子豆を炊いて、蜜漬けするまでに3日かかり。その翌日にようやく水無月になります。
この、こだわりの水無月…と思っていたのですが、北陸地方案外涼しくて、仕入れた鹿の子豆でも良かったかも…。結果は明日以降…楽しみです。

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2008年06月12日
■和菓子職人のつぶやき 五百万石
フリーペーパーマガジン社の甘泉堂担当だった営業マンが、20代で独立し、販売促進支援業務の会社を立ち上げたと、あいさつにみえました。
この時期、独立とはバイタリティー旺盛な若者だと感心し、一応業務全般の説明を聞きました。彼の人柄の良さで、きっとお客様が増える事と思います。
さて、この粉何の粉でしょう?
この夏のお中元商戦の特別企画、酒ゼリーと詰め合わせる羽二重餅に使用する粉なんです。酒と羽二重餅を繋げる物…「米」。福井県池田町(足羽川上流の山里)産の五百万石を粉に挽いて焼いた粉です。
コシはありませんが、吸水性が良く、しっとり感が長持ちします。そして焦がし粉独特の香ばしい風味。純白の羽二重餅とはいきませんが、なかなかおいしく出来上がっています。
ぜひ、この夏のお中元にご利用ください。

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2008年06月11日
■和菓子職人のつぶやき 夏の陣!
お中元商戦が始まりました。
とは申しましても、まだご予約は頂いておりませんが、百貨店や通販では今週あたりから企画スタートのようです。
という事で、甘泉堂でもようやく…?雲乃井吟醸酒零(地酒ゼリー)の販売を始めました。
今年は、この地酒、雲乃井をご提供いただいています雲乃井酒造様から、地酒米の五百万石を少し分けて頂きまして、その米を使った羽二重餅を企画。もちろん100%置き換えはできませんが、その分風味を生かす工夫を行いまして、発売しました。

水が旨いから米が旨い。米が旨いから、酒が旨い…こんな連鎖で考えた商品構成…しかし、酒って聞くと冬を連想する方が圧倒的に多いんだとか…どうでしょう、吉とでるかな?
投稿者 kansendo : 16:39 | コメント (2) | トラックバック
2008年06月05日
■和菓子職人のつぶやき 水無月
水無月の季節です。今日は天気予報通り、午後からしっかり雨が降っています。梅雨入り間近?なのでしょうか…それなのに、なんで「水の無い月」って書くんでしょうね。
写真が水無月です。発売はもう少し先(来週)を予定しております。昔は、庶民にとっては夢だったのでしょうね。氷を思わせる形のお菓子だそうです。
京の都で、公家・貴族が「氷室(ひむろ)」と呼ばれる天然の冷蔵庫に、雪を保存し、7月1日の「夏越の節会(なごしのせつえ)」でお茶菓子として、ほんの少し残った氷を食した風習を、庶民がこの水無月を用いて真似たという事らしいのですが…。
今の時代からは考えられない価値観ですね。
でも、考えようによっては、技術の進歩がもたらした豊かさは、小さな喜びを消してしまう…感受性を犠牲にしているのかもしれませんね。

投稿者 kansendo : 16:48 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月04日
■和菓子職人のつぶやき 事後報告です
かなりご無沙汰してしまいました。
福井西武さんの物産展も無事終わりました。売上としては、ありがたい限りなのですが、西武さんから用意頂いたスペースとしては、イマイチだったように思います…。出店社の気概としては、実績が全て…次もお声がけ頂ければ良いのですが…。
遅くなりましたが、今回の出展ブースです。


ここで、6日間。スタッフはそれぞれ代わりながらですが、最終日の昨日は火曜日でしたので、じがじぃさんとカミさんで朝からずっと詰めておりました。さすがに疲れましたが、心地良い疲れでもありますね。
この6日間、従業員含め、朝早くから夜遅くまで頑張りました。最も働いた日は土曜で、16時間でした…。
で、今日から平常勤務でして、すっかり浦島太郎なじがじぃさんです(笑)。
投稿者 kansendo : 17:18 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月29日
■和菓子職人のつぶやき 臨場感?もう一歩のセールス
何だか、とっても久しぶりの更新になってしまいました…。
いよいよ、今日から福井西武さんの物産展「越前若狭の味と技展」が始まりました。今朝、オープン直後までドタバタの甘泉堂でした。何事も勉強とつくづく感じた今日一日。西武さんの担当の方や店長、はたまたライバル店の動向どれを見ても「なるほど…」と感じる事ばかり。
西武さんには申し訳ないのですが、そんな授業を受けているという感覚で、売上の方はイマイチでした。赤坂sakasuでの成功等を省みても、いずれも物販。セールスとその場で作る臨場感の総合作用での売り上げ拡大ってかなり難しい…というか、経験が必要であると打ちひしがれた1日でした。
そうは言っても、期間中にある程度の結果を出さなくては、西武さんだって慈善で行っている催事ではありませんので、おのずとプレッシャーが…。
明日以降、今日学んだことを少しでも売り場に反映させて頑張らなくては…。
投稿者 kansendo : 20:15 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月22日
■和菓子職人のつぶやき 御の字
今日、福井テレビの夕方の情報番組「おかえりなさい」に出演させて頂きました。
初夏のスイーツという事で、「夏味羹」「水まんじゅう」、そして写真の「餡巻き 御の字」の3品を取り上げて頂きました。
明日、ご来店のお客様が増えないかなぁ…なんて、期待を膨らませております(^^;)。
ところで、この餡巻きですが、今度の福井西武さんの物産展「越前・若狭の味と技展」で実演販売を行う物です。先日、紹介した年代物の機械での試作も何とかうまくいきまして、後は本番までに如何にお客様を待たせる事なく、順次焼いて行けるかのトレーニングです。

今月29日、物産展でお披露目ですので、まだ店頭でも販売しておりません。
今しばらくお待ちくださいませ。
投稿者 kansendo : 19:29 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月20日
■和菓子職人のつぶやき 弘法じゃないからなぁ…
今日はお休みなのですが、製菓衛生士の試験予備講習会に参加。朝9:00から17:30までびっしり缶詰めでした。
さて、久しぶりの画像アップです。
この機械、借り物なのですが、次週から福井西武さんで開催されます福井県物産展で実演を行う道具です。
「餡巻き」という、どら焼きを筒状に仕上げたお菓子を作るのですが、弊社ではいつものようにプロパンガスで焼いて、試作を重ねましたが、百貨店の催事場では消防法により炎厳禁…という事で、機械メーカーからお借りした次第。
しかし、凄い年代物です。
なんでも20年以上前の代物だとか…。「弘法筆を選ばず」なんて申しますが、明日以降テストを重ねます。
しかし、これで焼けないと恥ずかしいなぁ…。

最新型は、重さ約半分。ステンレス加工でもっとスマートになっているそうです。

じがじぃさんが若かりし頃の修業先のオーブンがこんなスイッチでした。
ちなみに、甘泉堂で使っているオーブンの操作パネルは下です。

サーモスタットが付いて、温度調整はマイコン制御。誰もが同じに使える便利さは今や当たり前。久しぶりに、昔のお菓子屋さんの仕事を思い出してみます。
投稿者 kansendo : 17:52 | コメント (0) | トラックバック
2008年05月13日
■和菓子職人のつぶやき 今度はFM
今日、JFN(ジャパン・エフエム・ネットワークの略)の番組「デイリーフライヤー」で、当店の羽二重餅を取り上げて頂きました。
残念ながら、福井では聞けない番組(いわゆる一部地域に含まれております…)、どんなだったかわくわくドキドキです。
オンエア時間は、午後1時~1時半という事で、今はその番組を聞いた影響を待っております…が、まだ一件の問い合わせもありません…。
先日、テレビ東京でご紹介させて頂いた折には、結構沢山のご注文を頂けただけに、今日、明日どんな反響かついつい期待してしまいます…。
今日、お店が定休日にあたり、じがじぃさんとカミさんの二人で電話番なだけ。メールでの問い合わせだといいのですが…、