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2006年08月18日
■和菓子職人?のつぶやき■ 栗まんじゅう
お盆が終わったというと、そろそろ秋支度って感じですが、昨日も台風のフェイン現象の影響で36℃だった福井市。今月に入ってから連続18日間真夏日を記録していて、まだまだ秋は遠そうです。
さて、お盆から好調の「栗満(くりまん)」を作りました。栗まんじゅうと言うからには、当然栗が入っていますが、昔はそうではなかったのです。
甘泉堂では、一粒栗入りの栗まんじゅうは栗の採れる秋だけ。ですが、この栗満は年中商品です。缶詰や冷凍技術の無かった昔は栗は秋の味覚。でも、栗を現し、栗っぽく焼き上げたのが、昔の栗まんじゅう。お菓子の世界は、花鳥風月を表しますが、例えば花の菓銘のお菓子があっても、その花が入っているとは必ずしも考えないでしょう。その花を想って頂ければ、そのお菓子はちゃんとその花になります。
最近では、表示義務等が細部にわたって指導されます。栗が入っていない栗まんじゅうでは、怒られるのかもしれません。茶道…利休の教えは質素が基。飽食の時代の和菓子は茶席には向かないのかも…。

投稿者 kansendo : 2006年08月18日 18:33
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